不登校の母がひとり時間確保のために、あえてした3つの事

バニラアイスがのっているパンケーキ私のあれこれ

みなさん、ひとり時間ってありますか?

私は、元々ひとり時間がないとストレスが溜まりやすいタイプです。
特別何かしたい事があるってわけではなくてもです。

でも、子育てが始まるとそうはいきませんよね。
しかも、子どもが不登校でそれどころじゃない…

・なんだか毎日やらないといけないことに追われてばかり
・ひとり時間がなくてつらい
・子どもが不登校で常に家に居るからひとりになれない
こんな気持ちになったことはありますか?
結論からいうと…

・あえて、家の中で子どもが視界に入らない時間を作る
・あえて、スーパーに行く途中にあるファミマでカフェオレを飲む

・あえて、月1回平日に自分の予定を入れる

とても具体的…
どういうこと??ですよね(笑)
今回は、子どもが不登校でもひとり時間確保のために、あえて私がした3つの事をお話したいと思います。

ひとり時間×HSP気質

ひとり時間…
いったい何時間?どの程度あれば良いのか。
時間なのか中身の質なのか。

そのレベル感って人それぞれですよね。

冒頭でふれましたが、
私はひとり時間がないとストレスが溜まります。

ずっとだれかと一緒はしんどくなる。
1日1時間くらいひとりの時間があれば良いのです。

なぜなのか…
きっと私がHSP気質であることが大きいです。

HSP(エイチエスピー)とは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の頭文字をとったもので、エイレン・N・アーロン博士が提唱した概念です。一般的に、日本では「感受性が鋭く、気質が敏感であるといった“繊細な人”」のことを指しています。

HSPの方は、感覚処理感受性(聴覚・視覚・触覚・嗅覚から得られる情報を深く強く処理する人格特性)が強く、刺激に敏感で、過敏に反応しやすく、ストレスを苦痛に感じやすいといわれており、以下のような特徴があるとされています。
・情報の処理が深い
・刺激を受けやすい
・周囲の些細な変化に気づきやすい
・共感しすぎてしまう
引用元:HSPとは?特徴や働きやすい職場環境のつくり方を産業医が解説 (soumunomori.com)

心のアンテナがたくさん立っている分受け取るものも多く、
心の消耗が大きいっていうことですね

 

 

例えば「旅行」の場面。
行きたくて行ってるし楽しいけど、帰ってきたらぐったりして動けない。

…なんてことがよくありました。

体が疲れているというより、ひとりになりたい。

 

 

もう何もしたくない
という感じで動けないのです。

子育てが始まってからのひとり時間変遷

そんなHSP気質の私。
子育てが始まると、それはそれはひとり時間がない!!!

・幼稚園に入る前まで
→朝から晩まで子どものお世話・公園・家事
唯一ひとりでホッとできる時間は子どもの昼寝タイムでした

・子ども2人ともが幼稚園に通う
→日中やっとひとりの時間
でも、家事を済ませたりしてたらあっという間に子どもが降園時間に…

・小学校入学後
→平日週3日のパート勤務開始
残り2日の休みは家事をしつつ自由に過ごす

こんな変遷です。

小学校入学後、やっと平日昼間週2回!
ひとり時間を作れるようになったのです。

子どもが高学年になったら仕事の勤務時間を延ばそう

それまではひとり時間を楽しもう!

そんな風に思っていました。

子どもの不登校が始まって…

高学年になり、不登校が始まりました。

子どもの気力が全くなくなり、家からも出たくなくなり
結果→子どもがほぼ家にいる生活に…

しかも長男・次男2人ともです。

私の頭の中は不登校でいっぱい。
子どもは平日昼間からゲームやYouTube…

仕事に行く朝、登校する他の子どもたちとすれ違うだけで胸の奥が痛む…

どうして、他の子は行けて
我が子は行けないのか…

そんな風に感じてしまい、涙が出そうになりながら仕事に行く日もありました。
HSP気質であることも辛さを増長させたと思います…

私の予定もガラリと変わりました。

・学校の担任やスクールカウンセラーに会う
・行政や民間のフリースクールに相談に行く
・平日昼間の子どもたちの昼ご飯を考えて作る
・平日昼間の子どもたちの過ごし方を考える
・不登校についてネットや本で調べまくる!
家にいても、休みの日も、
私の頭の中は子どもたちの不登校でいっぱい…
そんな状態になったのです。

ひとり時間確保のために、あえてした3つの事

このままでは
私もダウンしてしまう…

そう感じました。

ひとり時間=子どものことを考えない時間を意識して作ろう!

具体的にどうしたか?

①あえて、家の中で子どもが視界に入らない時間を作る。
⇒部屋を分ける(例:子どもはリビング、私は個室)

②あえて、スーパーに行く途中にあるファミマのイートインスペースでカフェオレを飲む。
⇒日常の導線の中にひとりでホッとする時間を作る。
ちなみに、ファミマのカフェオレ大好きです(笑)

③あえて、月1回平日に自分の予定を入れる。
平日昼間、子どもたちが家にいても、私は私で楽しもう!と。
・友達とランチ
・美容院やショッピングに行く
・食べたかったパンケーキ屋さんに行くなど

子どもが学校に行けないのに、
学校に行けなくて家にずっといるのに、
私だけが外に出て楽しんでるってどうなんだろう…

そんな考えがよぎって、最初の頃は後ろ髪を引かれる思いでした。

けど、あえて子どものことを考えない時間を作ると、子どもではなく私自身に矢印が向けることが出来たのです。

気持ちをリフレッシュでき、帰宅したときに良い顔で子どもたちに会うことができました。

まとめ

子どもが不登校になると、親の予定も仕事もメンタルも…なんらかの影響があると思います。

不登校について調べると↓
「まずはお母さんが元気になって」
「お母さんが楽しめる事をみつけましょう」
「子どもの問題とお母さんの問題を分けましょう」
など、目にすると思います。

そんなことできない。

だって目の前で子どもは苦しんでるんだから…

そう思っていました。

どうにかしたい、と必死で子どものことを考えてました。

しかし、子ども目線に立ってみると、
自分(子ども)のことで苦しんでいるお母さんを見るのは、さらにすごくすごく辛いのです。

子どもが不登校になるならないに関わらず、
あえてひとり時間を作ってリフレッシュしてみる。

お母さんの良い顔が子どもの元気に繋がって、それがまたお母さんの良い顔に繋がっていくような気がしています。